なんちゃってMac SE/30を作ってみました

ずっと使われていないMac SE/30の中身を取り出し、グレースケールのモニター・Mac miniを入れて「なんちゃってSE/30」を作ってみました。なかなか満足の行く出来映えですので、読書とは関係なく自慢させてください。

 

快適に動作しています。ネット上にある先輩方のやり方を参考にさせていただき、何とか組み込み成功させました。miniのACアダプターは熱の関係で外に出しましたが、500Gの外付けHDを押し込み、記憶媒体は事実上ニカ家にあるPC類最大となっています。

Macとは学生時代にLCⅢ(SE/30は高くてとても買えなかった)を購入し、就職後も自宅で使ってましたね。研究所でも基本はMacでCentrisあたりを使っていました。その後モニター一体型のPerformaに買い換え、しばらく使っていましたが、会社でもWindowsマシンが主流となり、自宅でもMacから離れることになったのが6-7年前でしょうか。それからMacとは接点が無かったのですが、数年前、程度の良いSE/30がヤフオクに出ていたので購入し動作確認はしたものの、何をやらせたら良いのか迷い、そのまま放置プレイ状態になっていました。

その後、ウェブでSE/30にMac miniを押し込んで、生まれ変わらせると言う記事を見つけ、それなら!とコツコツ部品を集め、先日、ようやくくみ上げた物です。TVSのモニターは沖縄の会社に問い合わせるも品切れで、ずっと待っていたところ新入荷のお知らせがあり、それが手元に届いてから作業を急ピッチですすめたというところです。

久しぶりのMac。OSも全く変わり、使い方も一から勉強、ということで取り説本なども購入し、現在勉強中。今のところ、iTunesを使い、音楽サーバーにでも、と考えています。しかし、SE/30の筐体に最新のOSがモノクロモニターで動いているのは少し不思議な感じがします。ウシはこれを観て、「ミッキーマウスの白黒番組がぴったり来るね」などと・・。なるほどと思い、刑事スタスキー&ハッチのDVDを再生させてみました。うーんレトロな雰囲気にどっぷりでしたね。

組み込み自体は大して難しいものではありませんが、やはり高圧電圧がかかるCRTを扱うので、慎重にならざるをえないですね。ここは専門家のアドバイスが是非欲しいところです。Mac側のCRTの放電方法の説明は随所にあるのにTVS側の情報は皆無。電気の専門家といえば、茨城の・・・。今度、教わりに行って来ようかな。