新型インフルエンザ(岩波新書)

この年末に読んだ新書のうちの一冊。比較的新しい(2006年)の新書なので、インフルエンザ研究や対策に関しての情報を得るには良い。参考文献もしっかりしているので一冊持っていてもよいと思う。その歴史から、RNAウイルスとしてなぜ変異が頻繁に生じるのかが分かりやすく解説されている。さすが感染症対策をおこなってきた専門家の著書である。エピローグも刺激的で最後まで一気に読んでしまった。お勧めです。