XJR1300、もう10年超選手だ

98年式で丁度1200から1300に変わったばかりのモデルを新車で購入したので、すでに10年超選手となってしまった。それまではゼファー400だったのでゼファー750にしようかな〜と思っていたのだが、すぐに飽きてまた買い換えられたらたまらん!というウシの意見により、当時空冷ネイキッド最大排気量のXJR1300に決定!


今ではすっかり当たり前のようになってしまったが、乗り換えた当時はその扱いやすさに驚いた。とても1300ccのバイクとは思えない乗りやすさだった。2度のリアサス盗難に遭い、いまではミニU字ロックをサスのスプリング部分にかけ、そのU字部分にレッドバロンのバイクロック通すという非常に手間のかかる防犯対策をとっている。あれは今思い出しても許せない事件だった。朝、出勤しようとマンション階下のバイク置き場に行ってみると、XJ君がふにゃっとお座りしているではないか!

最初は何が起きたか全くわからなかったが、近づくとリアサス二本が消えていた。一応警察を呼び、現場検証した。このままではバイクが動かないので、レッドバロンに引き揚げてもらい、新品のサスをつけた。1セット12万円は痛い。まあ、うっすらとオイル漏れもしていたし、交換する良い機会か、と割り切っていたが、その一ヶ月後、またやられた。その間にページング付きの警報装置もつけたのだが、揺らさないようにうまく作業したのだろう、また朝にお座りしていたXJを発見。

2度目ということで警察も徹底的に調査し、マフラーから指紋発見。それが決めて手で犯人逮捕。厨房だった。売りさばく目的ではなく、モンキーに装着するために盗んだのだそうだ。モンキーに大型ネイキッドのサスを付けて何が嬉しいのだろう?自宅の倉庫からほぼ新品のサスが出てきて、それは返却された。それまでにはずいぶん時間がかかったので、結局再度新品のサスを付けた。これを機会にマンションの駐車場・駐輪場に防犯カメラを設置するように管理組合に働きかけを行い、実際に設置をおこなった。それ以来XJに対するいたずらは無くなったが、鍵を二重にかけることは止めていない。まったく迷惑な話である。

最近、暖かくなってもエンジン始動が思わしくないので、プラグやオイル漏れの見られるカムカバーガスケットなどを交換したところ、復活!北海道から九州まで取材に活躍したマシンなので、これからもまだまだ乗るつもりだが、このところ走行距離が伸びていない。積極的に乗ってあげよう。

Yamaha XJR1200 and 1300 Service and Repair Manual: 1995 to 2006 (Haynes Service and Repair Manuals)

Yamaha XJR1200 and 1300 Service and Repair Manual: 1995 to 2006 (Haynes Service and Repair Manuals)