「頭がいい人、悪い人の話し方」 「特攻の町知覧」「日南じとっこ」

「頭がいい人、悪い人の話し方」樋口裕一 著 ☆

頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)

頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)

たぶん樋口さんが読んで欲しいと考える読者はこの本を読まないと思う。「自覚するためのワンポイント」や「周囲の人の対策」などが親切に書かれているが、大抵は失敗に終わっている。まさか笑いをとろうとして書いているわけではないだろうが・・。挿絵も安っぽさに拍車をかけている。本日読了で、いまいち。(JB0720)

「特攻の町知覧」佐藤早苗 著☆☆☆

特攻の町・知覧―最前線基地を彩った日本人の生と死

特攻の町・知覧―最前線基地を彩った日本人の生と死

3月18日読了
何気なく手に取った一冊であったが、お・重い。もちろん内容が、である。なでしこ隊の話題から始まり、黒島不時着から再出撃へ向かう途中の薬の投下。思いを果たせずに帰還した特攻兵への非情な仕打ち。それを命令した指揮官達の心情まで、しっかりと取材されているドキュメンタリーである。特攻に出陣させるまいとして取る行動にも人様々であり、戦時下の特殊な精神状態が伺えるし、最後の知覧への米軍進駐では、起こるべくして生じた悲劇なのだなと認識を新たにしたのである。やはり負け戦は絶対にやってはなりませんな。
現在は文庫で再販されているようですので、玉と散った特攻兵ではなくその家族や周囲から見た「特攻作戦」を知りたいかたは是非読んでみて損はないですね。(JB0721)

ニカ家のページ:鹿児島取材で特攻平和会館に行ったときの取材記はこちら

土曜日に宮崎地鶏の店、「日南じとっこ組合」に行って来ました。

じとっこ組合 横浜西口店

食べログ じとっこ組合 横浜西口店

宮崎地鶏は、前にも紹介した「庄三郎」さんを越える店はない、と思っていましたが、な・なんと、こちらも悪くない。まあ、ワイルドさはザブにはまったく歯が立たないけどね。でも、鳥焼き自体は脂の抜け具合といい、火の入り具合といい、ザブとは違う新次元じとっこ。さらに、メニューの豊富さもザブには無い魅力の一つ。今回はネギたっぷりのタタキ、エビの唐揚げや焼きそばなども頂きました。店員のおねーさん達のユニフォームもいいしね。帰りに漬け味噌をプレゼントしてもらいましたよ。また行こっと。